かしかしママの育児奮闘の日常

イヤイヤ期真っ最中の1歳児おてんば娘との奮闘の日々をつづるブログ

旦那さんも知っておくれ!授乳期の悩み&傷付く言葉(産後/乳腺炎/断乳)

f:id:kashi2brog:20191230110225j:plain

 
我が家にも今は授乳も終えてプクプク大きく育ってくれた1歳の娘がいます。
 
授乳を始めた最初のころは苦労したんだよなー。
 
 
『授乳はママの仕事』と言うじゃないですか。
 
確かにママしか赤ちゃんにおっぱいをあげることはできません。
 
 
粉ミルクの出番があれば手伝うよ!
と我が家の旦那さんも張り切ってましたっけ。
 
 
 
たとえ粉ミルクの出番がなかったとしても
授乳をママ任せにしないで欲しい!
と声を大にして言いたいのです。
 
 
 
産後は特に、ママ自身は自分の体の事や子どもを生かす事で精一杯。
 
 
私自身、旦那さんに授乳の悩みを素直に話すことが出来ませんでした。
 
ストレスが溜まってしまって旦那さんとよく喧嘩してたな…。
 
もっと旦那さんにも授乳について話せていたら、理解してもらえていたら楽だったんじゃないかと。
 
 
 
そんな思いで今回は、私が授乳期に抱えたトラブルや悩みその対処法をまとめました。
 
 
また、その時に旦那さんをはじめ周りの人言われた言葉と感じたことを素直に書いています。
 
 

これから出産を控えるママや同じように悩んでいる授乳期のママ、それを支えるパパに気軽な気持ちで読んで頂けたら嬉しいです。

 

 

 

旦那さんに知って欲しい!授乳期の悩みと傷付いた言葉

f:id:kashi2brog:20200103011654j:plain

 
授乳って赤ちゃんにおっぱいあげるだけでしょ。ミルク作るより楽じゃん!
と言われたことありませんか?
 
 

そこまでひどい言われ方はしないかな…。

 

ちなみにうちの旦那さんが言った言葉ではないよ!
 
でも少なからずそう思っている旦那さんもいるかもしれません。
 
 
授乳はママの体にたくさん大変なことが起こるんですよ!
ママは悩みが尽きません。
 

①上手におっぱいを吸わせられない

赤ちゃんはママのお腹にいる時からおっぱいを吸う練習をしているよ!と聞きます。
 
赤ちゃんは本能でおっぱいを吸うんだよね! 
 
そうは言ってもどの赤ちゃんもみんな当たり前に吸えるわけではなく、うまく吸えない事がもちろんあります。
 
 
乳首の形だったりおっぱいの張り具合、赤ちゃんの吸う力など原因は様々。
 
 
私の場合、左のおっぱいではうまく吸わせる事ができず、最終的に右のおっぱいのみで授乳し続けました。
 
 
出産時も病院で助産師さんからサポートを受けながら頑張って練習しましたし、退院後も実家でどうにか左で吸わせようと試みたんです。でも上手くいかず。
 
産後は本当に余裕が無くてね、娘は泣き続けるし体は色々痛いし…。
 
そのうちにひたすら泣き続ける娘を前に練習するのもしんどくなり、結局左のおっぱいで吸わせることを早々に諦めました。
 
 
でもこの諦めが私にとっては良かった!
 
 
無理して吸わせられないおっぱいで頑張らず、右のみでガンガン授乳して足りなければ即粉ミルクで授乳!
 
 
娘は母乳と補充した粉ミルクのおかげで十分に大きく育ってくれました。
 
 
母乳だけで育てたい!と思っているママも少なくないかもしれません。
 
 
もし同じように自分のおっぱいをうまく吸わせてあげられなくて、その事に悩んでいるママやそれを見ているパパがいたら
 
頑張る事も大事だけど早めに肩の力を抜いてくれ!と言ってあげたいのです。偉そうにすみません…。
 
 
無理して母乳で育てようとして体が疲れてしまうより、粉ミルクなどをうまく活用することで、赤ちゃんの成長を見届ける時間が作れるかもしれませんからね。
 
 
今は液体ミルクのようなお湯で粉を溶かさなくてもいいミルクもありますし、粉ミルクは栄養満点。
 
我が家では断乳後も離乳食の補助でよく粉ミルクを飲ませていたよ!
 
 
また生後5か月頃から離乳食も始まります。
我が家も離乳食開始後は母乳での授乳も減り、だいぶ楽になりました。
 
 
ぜひママさんは自分の体を大切に、
そして無理ない授乳を!
 

 

②母乳が出にくい

産後間もなく赤ちゃんの体重が順調に増えていないと、母乳が出ていないんじゃないかとママ自身は落ち込む事もありますよね。
 
 
私も産後すぐは娘が母乳を飲んでも泣き止まなかった事も多々あって、母乳じゃ足りないのかなと不安になりました。
 
 
私は里帰り出産をして実家で育児を始めたのですが、私の実母は
 
「おっぱいが足りないんじゃないの?」
「粉ミルク、ちゃんと分量通りあげなさいよ。」
と容赦なく言葉を掛けてきたものです…。
 
 
もうそんなん言われなくても、そうかもしれないって思ってますよ。
でも母乳でどうにかしたい気持ちとかあるんだよ…。
 
 
そんな気持ちをうまく説明できる余裕もなく、ただただ
 
うるさい!分かってるから。
 
と実家では反抗期の娘みたいになっていました。
 
 
その時私は周りから母乳が出ていないと言われる事で自分の存在を否定されている気がしていたようです。
 
 
私の母だって孫にきちんと栄養をとらせなきゃ、という気持ちで言ったことだったんでしょうけれど。産後の私の心は言葉に敏感になっていました。
 
 
産後の1ヶ月検診やその後の定期的な検診では助産師さんや保健師さんが色々と授乳に関してアドバイスしてくださいます。 
 
第三者の専門家の言葉は不思議とすんなり入ってくるんだよね~。
 
人によるかもしれませんが、ぜひ周りに優しい人を見つけて気軽に相談してみてください!
 
 
私も検診の時に授乳の仕方や粉ミルクの量について、保健師さんにアドバイスをもらい安心して実践したことを覚えています。
 
 
相談してみて、育児に対する気持ちがだいぶ楽になったんです。
 
 
母乳にこだわらず、ミルクを足りない分だけあてみようという気持ちになったのも相談してからでした。
 
 
もし粉ミルクを作る場面があれば、パパも積極的に覚えて哺乳瓶で授乳してあげてくださいね。
 
 
ミルクを必死に飲む姿が可愛くてたまりませんよ!
 

 

③しこりができる 

おっぱいは乳腺というミルクの通る筋がたくさん張り巡らされてるんですよね。
 
私は授乳時よく自分で触って分かるくらいのしこりができてしまいました。 
 
最初のころはこのまま固まってしまったらどうしようと焦ったわ…。
 
毎回同じ抱き方で授乳をしていたので、ある部分の乳腺に母乳が詰まりやすくなって、しこりができてしまっていたようなんです。
 
 
 
でも自分でできる以下の方法でしこりは解消されました。
・しこり部分をマッサージしつつ、母乳を吸わせる
・赤ちゃんの抱き方を変えて、別方向から授乳する
 
赤ちゃんの抱き方っていくつもあるよね、縦抱きとかフットボール抱きも。
 
 
ママにとって楽な体勢で色々授乳方法を試してみるといいですよね。
 
 

もししこりが解消されない場合は、

早めに病院や専門家の指示を仰いでくださいね! 

 
 

④授乳による貧血や疲労感

おっぱいから出る母乳はママの血液から作られていると聞きますよね。
 
その為、毎日授乳しているママは貧血に陥りやすいんです。
 
出産時に結構な出血もあるしね、貧血で倒れちゃう危険性があるから気を付けないと。
 
貧血を補う為にはきちんと食事をとったり貧血の薬を飲む必要があります。
 
 
でも赤ちゃんが生まれたばかりは余裕がなく、疲労感は半端ない!
 
そうなると余計にママ自身の食事はおろそかになりがちです。
 
 
そんな時は無理せず、レトルト食品や缶詰をストックしているとママも気楽に食事がとれます。
 
我が家も授乳時はレトルト食品や缶詰大量買いしていたな…。
 
授乳間隔が短い時はゆっくり食事を作っている時間がないので、助かりますよね。
 
 
また夜の授乳もママが大変な時はパパに助けを求めましょう。
時々哺乳瓶のミルクにしてパパが代わりにあげるのもいいですよね。
 
 
その分ママは少しの間眠れます。なかなか睡眠時間が削られて大変な時。
家族で協力して乗り切りたいところです。
 
 
我が家の旦那さんも夜中の授乳時に、横で起きて背中を支えてくれていたことがありました。
 
寝不足で倒れそうだったので、その気持ちがだいぶ嬉しかったよ!
 
 
パパにはママ自身の食事サポートを!
そして夜中の授乳の協力をお願いしてみましょう!
 

⑤乳腺炎による痛みや発熱

f:id:kashi2brog:20200103011646j:plain

乳腺炎になる原因も様々です。
 

私がなりかけた乳腺炎は「これが聞いていた乳腺炎か!」とすぐ分かったほどおっぱいが痛すぎて夜眠れなくなる程のものでした。

 
 
その日はたまたま旦那さんに娘を預けて少しの時間私は外に買い物に行きました。
その間の授乳はもちろん粉ミルクを哺乳瓶で。
 
 
母乳による授乳回数がいつもより少なかっただけの事でした。
母乳で授乳をしなくても、ミルクは作られ続けてしまうんですよね。
 
 
すると夜にはおっぱいがパンパンに赤く腫れてしまい、私自身も風邪っぽいなと思うと39度の熱がありました。
 
 
解決方法はやはり張ってしまったおっぱいから母乳を出すしかありません。
母乳を自分で絞るか、一番は子どもに吸ってもらう事。 
 
その時はもう仕方なく寝ている娘に無理やり母乳を吸わせたよ!
  
すると張りもおさまり、痛みも軽減されました。
 
おっぱいが必要以上に張っている時は、搾乳機を使ってみてもいいかもしれません。
 
病院で借りて使った時、全然痛みもなく絞れました。
哺乳瓶としてそのまま赤ちゃんに飲ませられるから便利です。
 
定期的に作られてしまう母乳なので、きちんと出し切る事が重要なんですよね。
 
 
私も乳腺炎になりかけた?なっていたかもしれませんが、そこで定期的に母乳を絞らなければいけない事を知りました。
 
ほんといい経験になったと思う。あの夜の事は忘れない!
 
 
ママだったら誰もが知ってる乳腺炎。
自分で判断せず早めに病院に行ってくださいね!
 
 
パパもママが助けを求めていたら早めに連れてってあげてください。
 

⑥傷が付く事による痛み

子供が引っ張ったり、歯が生えてきておっぱいに噛みつくと傷が付く事があります。

 
 
私の娘も歯が生えてきた9ヶ月頃、おっぱいに噛みついていました。 
 
本人は一生懸命吸おうとしていただけだよね…。
 
 
すると授乳時に激痛が!
その後も授乳をしなきゃいけないんだけど痛みで授乳が本当に辛くなってしまいました。
 
 
私は右のおっぱいのみで授乳していた為、右のおっぱいを吸わせられないと吸わせるものがない…。
 
全然そんなことはなく、哺乳瓶による授乳でなんとか乗り切ったよ!
 
 
傷が治ればまた授乳は再開できますからね。
 
 
傷が治るまでは哺乳瓶による授乳でもパパはサポートできますし。
 
 
傷を保護しつつ授乳ができるシリコンのカバーもあります。
 
私もこれで乗り切れば良かったかな…。
 
 
ただこの時私は傷が治るまで授乳を何日もストップして…再開する!という事をしなかったんです。
 
 
既に娘も10か月、これを機に断乳してしまえ!という発想になりました。
それは後ほど…。
 
 
ママが傷による痛みで苦しんでいる時は、無理せず哺乳瓶での授乳や思い切って断乳を考えてみてもいいかもしれません。
 

⑦いつかしなくてはならない断乳

『断乳』は赤ちゃんorママのタイミングでおっぱいやミルクを卒業することですね。
 
 
3歳くらいまでおっぱいを飲んでる子もいると聞きます。
無理して断乳することはないです!
 
 
私の場合、急にできたおっぱいの傷の為に断乳しちゃおう!といきなり決意してしまったので少し大変でした。
 
 
本当は1日の中で授乳回数を徐々に減らしていくなど、断乳には準備が必要なのです。
 
その時はそれを知らずに急に断乳に踏み切ってしまった~。
 
 
離乳食が始まると授乳回数が自然と減っていくことも多いです。
 
 
ただ娘の場合、断乳を決意した生後10ヶ月の時点では、まだ1日5〜6回母乳を飲んでいました。
  
母乳は吸われる事で体が作り続けてしまうからね。
 
 
結構な量が作られる状態でいきなり断乳しようとした私。
乳腺が詰まってまた乳腺炎になるのではとヒヤヒヤもんでした。
 
 
断乳に踏み切って数日、なんとか自分で母乳を絞りまくり、おっぱいの方はそのうち母乳を作る事をやめていってくれたので安心。
 
 
その一方で、娘の夜泣きを授乳無しで乗り越えることが試練でした。
 
 
断乳するまでは、娘が夜泣くとすぐに授乳をして泣き止ませていました。
 
断乳を決意したら意地でも授乳しないのが鉄則!らしい。
 
 
授乳無しで泣き止ませる為に旦那さんと私で順番に抱っこして揺らして…の繰り返しです。泣き止むまで抱っこ紐をして階段の上り下りなど。
 
 
2週間もすると娘は夜におっぱいを欲しがって泣く事もなくなりました。
 
ぶっ通しで寝てくれるようになった時は感動の嵐だったな~。
 
 
もしママが断乳を決意した時には、断乳が完了するまでの期間ママだけでなくパパも一緒に頑張りましょう!
 
 
今は夜中に何度も起きてしまう赤ちゃんも、寝てくれる日はきっと来ます。
 
子どもが一晩起きずに寝てくれるようになれば、パパママも同じくよく睡眠を取れるようになりますからね。その日が来るまで頑張りましょう!
 
 

まとめ

f:id:kashi2brog:20191230110220j:plain

 
 
赤ちゃんにおっぱいをあげれるのはママだけ。
 
でもママはその分たくさんのプレッシャーを背負って生きていると思うのです。
  
私自身もこの子をどうにか生かさなきゃと毎日必死でした…。
 
 
母乳での授乳が難しければ粉ミルクや液体ミルクで授乳する方法もあります。
  
そうすると授乳はママだけでなくパパも周りの方もできますよね。
 
そしてママの悩みが少しでも理解できると掛ける言葉も違ってきます。
 
 
子育て中は直接ママに色々聞いたり口を出すと余計にストレスを溜まらせる事もあるかもしれません。
 
だって授乳中の今が最も大変な時期だと思うから!
 
それぞれのママが抱える悩みは少しずつ違ってくると思います。
でもきっと重なる部分があるはず!
 
 
少しでも家庭が円満に&育児が楽しくなりますように。
 
最後までお読みいただきありがとうございました。
本日もおてんば娘の育児に奮闘中です!
引き続きよろしくお願い致します。