かしかしママの育児奮闘の日常

イヤイヤ期真っ最中の1歳児おてんば娘との奮闘の日々をつづるブログ

1歳半検診/指差ししない娘へ臨床心理士の先生のありがたいアドバイスが響いた件

先日1歳7か月になった娘を連れて

1歳半検診に乗り込んできました!

 

1歳半検診では身体測定や歯科検診の他、発語や積み木など様々な確認テストのようなものが実施されると聞いて少し私も緊張気味……。

 

検診時点では

娘はまだほとんど喋らない。

言葉の意味なんて絶対分からない。

積み木は缶詰積んでるから大丈夫か…

状態でした。

 

1歳半検診でいったいどんな確認がされ、それに対して娘の反応はどうなのか正直予想が出来なかったのです。

 

今回は

・1歳半検診での確認テストの内容

・娘への接し方についてのアドバイス(臨床心理士の先生より)

をお伝えします。

 

 

きっと1歳半検診を前に心配しているパパママさんもいらっしゃるでしょう。

少しでも参考になれば嬉しいです。

 

そして特に臨床心理士の先生とのお話がなんとも参考になり、ありがたすぎましたので共有させてください。

 

1歳半検診の確認テストの内容は?

 

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私が住む地域の1歳半検診では、身体測定や内科の先生による診察、歯科検診の他に福祉センターの方との面接がありました。

 

そしてその福祉センターの方との面接の中で確認テストのようなものが行われたんです。具体的な確認内容はこんな感じ。

 

まずは

①積み木ができるかどうかの確認。

小さな立方体の積み木が4つ出されて、1歳半の娘に対して「積んでみて~」と。

 

娘は家でも積み木の他に缶詰をガンガン上に積んでいるので、特に問題なくひょいひょいと積み木を積んでいきました。その後すぐに破壊してましたけどね。

 

その破壊行為についても特に何も言われず「できるね~いいね~」との担当者の方の反応に私も一安心。

 

次にいくつか絵の書いてあるパネルが登場しました。

②物の名前を言われてその絵を指を差すか

 の確認のようです。

 

パネルの中に犬の絵があって「わんわんはどれ~?」と言われ、娘はぼーっと無反応。というかパネルの絵を殆ど見てない……。全然興味なさそうです。

 

検診時点で娘はかろうじて「わんわん」と発することができていました。

 

が、家ではクマのぬいぐるみの事も「わんわん」と言うし、わんわんが"犬"という事を分かっていなかったんです。

 

実際に見せられたのは柴犬のような犬の絵でした。

実物とも違いますし、犬って種類もたくさんですからね。娘が分からないのも無理はないかな……。

 

犬の他にもジュースや魚の絵など6つくらいありました。わんわんでさえ無反応なので、他も全く無反応な娘。

 

まだ娘も1歳7か月だし、まぁ徐々に分かればいいよなと最初は特に気にしてはいなかったのです。

 

しかし「これ他の同じくらいの子はできてしまうものなの?」と考えるとそこで少し焦る気持ちも生まれてきました。

 

友達の子も1歳4か月くらいで既に色んな言葉が出ている子もいたので、言葉やその意味が分かるというのも早い子は早いのかもしれないですね。

 

臨床心理士の先生との面談を案内される

 

そして福祉センターの担当の方が、この娘の言葉の状況に対して優しく案内をしてくださいましたよ。

 

娘が指差しができない事について 

「今の時点で○○(娘)ちゃんは言葉もいくつか出ているし特に気にすることはないんだろうけど、まだ何も言葉が出ていない子を一応臨床心理士の先生の方に案内するのね。

 

発語や言葉の意味を理解する部分について先生がお話を聞いてくれるんだけど、予約しようとすると3~4か月先になってしまうから今日時間があれば話だけ聞いてみる?」 と。

 

私も3~4か月先という言葉に「はい!お願いします」と即答しちゃいました。

 

私自身も娘の言葉についてそんなに心配はしていなかったのです。

 

ただ育児についても散々今まで悩んできたり、今後娘にどう接していくべきかアドバイスをもらいたい気持ちもあり臨床心理士の先生との面接を申し込んだのでした。

 

そして身体測定や内科の先生の診察、歯科検診と、娘はギャン泣きでしたけれど一通り終えたところで臨床心理士の先生がいる2階に案内されたんです。

 

娘の相談の順番がようやく回ってきました。

 

臨床心理士の先生のアドバイスとは?

 

娘の言葉をはじめ、他の育児について抱える悩みなど盛り沢山で先生に相談してしまったんですよね。

 

でも先生は熱心にアドバイスをくださり、母親初心者である私にとって有意義な時間となったのでその内容をお伝えします。

 

相談内容は大きくは3つ。

①一人遊びが苦手なこと

②睡眠が浅く寝かしつけが母親でないと難しい事

③言葉と意味が一致せず発する言葉が少ない事

などを相談しました。

 

娘の遊んでいる様子や、先ほどと同様に絵を見た時の反応を見た上で的確なアドバイスをくださいました。

 

待たせる時は決め台詞で!

 

まずは①娘が一人で遊んでいることが出来ず、私が家事をしているタイミングでいつも呼ばれて娘と一緒に遊んでいることを伝えました。

 

臨床心理士の先生娘がおもちゃで遊びながら福祉センターのお兄さんと楽しそうに遊んでいる様子を見て

 

「一日中目が離せないとお母さんが大変だよね。でも相手をしてもらっていると楽しそうに遊ぶし社会性もありそう。」と。

 

対処法としては、待っててほしい時に「待っててね」と声を掛けて、まずは5分程度の短い時間で一旦作業は切り上げる。

 

そして「お待たせ―!」と決まった言葉(決め台詞)で子どもの前に大袈裟に登場すること。そうすると一人で待った後にちゃんとお母さんが来てくれることを認識できるそうなのです。

 

まだ1歳だと最初から長い時間を待ち続ける事は難しいけれど、そうやっていくうちに一人である程度の時間遊んでいられるようになるという事を聞いて納得しました。

 

確かに私は毎回「ちょっと待って!」と口癖のように娘に対して言ってしまい、娘が再度ぐずるまでは作業をし続けていました。

 

そうすると娘もいつまでたっても来てくれない、そう思ってぐずり出してしまうんですよね。大人でも終わりなく待ち続ける事なんてできないですもんね。

 

母親の態度にメリハリをつけることで、娘にも待つという事が分かり、待っている間に自分一人で遊ぶ事が自然と出来るようになるのかもしれません。

 

そしてこれもきちんと私自身が意識しないとずるずるグダグダになってしまうんですよね。

 

待たせる場合は少しの時間にする、そして決まった言葉(決め台詞)で大袈裟目に合流する事を毎日の習慣にしていこうと思います。

 

安心する睡眠のお供を作ってあげる

 

②娘の睡眠が浅く寝かしつけに苦労し、今も母親である私でないと寝かしつけができない事を話しました。さらに眠くなると私のお腹を触り出すことも。

 

その相談については何か子ども本人が気に入るもので安心させてあげるという答えを頂きました。

 

例えば肌触りの良いぬいぐるみやタオルを用意してあげて習慣的に持たせる。するとそれを持って安心して眠りにつくことができて、お母さん自体が楽になる事もあるというのです。

 

我が家にもぬいぐるみがあって、娘は普段から抱きかかえて遊んでいます。ただ昼寝や夜に寝る際はぬいぐるみは全く関与していませんでした。

 

私自身も小さい頃にお気に入りの毛布があった事を思い出し、娘にとっても私のお腹以外で安心できるものを用意してあげたいなと。

 

娘が気に入るぬいぐるみやタオルなど安心できるものを探って睡眠時に活用したいと思います。

 

遊びは常に実況中継が大事

 

③の言葉問題に関して、絵本を沢山読んであげるという事が有効とよく聞くこともありますが、先生からは子どもと遊ぶ時の実況中継をしてあげてという回答を頂きました。

 

常に子どもに対して「○○できたね~、○○してるね~」と今目の前で起こっていることや物の名前を言葉に出してあげることが大切というのです。

 

テレビを見たり散歩しているときも見えるものがあれば「○○だね~、○○が~してるね~」など全てうるさいくらいに実況中継する事。

 

そのうちに言葉が刷り込まれていって最初は反応がなくともそのうちに事も自信が言葉として発音したり、気になるものがあれば指を差したりし出すとの事でした。

 

なるほどなーと。私は普段から1歳の娘にはまだ分からないだろうと散歩中もテレビを見ていても結構無言をつらぬいてしまっています。遊ぶ時もただ「上手上手!」と誉めるだけ。

 

それでは確かに娘が今自分に何が見えていて何を手にとって何をしているのか、分かるはずありませんでしたね。

 

早速そのアドバイスを元に意識して娘に対して言葉がけをやってみるようにしています

連休中もうるさいくらいに主人と共に「これ○○だよ!これは?○○だね。○○できたね!」と娘に伝えてみました。

 

そのせいなのか、単純に娘が急速に成長しているせいなのか、言葉が格段に増えてきたことを実感しています。

 

この間まで発する言葉は「わんわん、にゃんにゃん、ペイペイ(PayPay)、いないいないばー」くらいでした。

 

検診から1週間程度経った今、テレビに映る犬の映像を見て指差し「わんわん!」と言い「ぼうし」と言いながらボウルを頭に被ったり、絵本の靴の絵を見て足を差しだしたり。

 

以前は言葉に出さず動作だけだったりしたところも、発音は少し違っても娘なりの擬音を口から発するようになってきました。そして言葉の意味も少しずつ理解が進んでいるようです。

 

でもこの言葉がけ、意識しないとまたいつも通り無言になってしまいますね。

 

普段から何かを思ったり感じたりしない限り、そんなに目に見えるものを言葉に出すってなかなかしないです。これは親にとって意識改革が必要!

 

徐々にですが意識しながら毎日娘との遊びの中ではうるさいくらいの実況中継を楽しみながらやっていきたいと思います。

 

2歳までに取り入れてみるべき遊びの種類

 

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そして娘への接し方についてアドバイスを頂く中で、2歳までにやってみると子どもの成長に良い効果を発揮する遊びの種類を教えて頂ました。

 

最近娘もおままごとやぬいぐるみを使うなどごっこ遊びをするようになってきました。

が、先生が仰るにはそういったストーリー性のある遊びもいいけれど、目標物を使った単発の遊びが良いよ!という事なのです。

 

1つ目は、的に入れたり相手をめがけて投げるようなボール遊び。

 

ボール遊びももちろん実況中継をしながら「いくよ!投げるよ!コロコロコロコロ~。こっちに投げてごらん!ボールちょうだい!こっちこっち」と。

 

2つ目はボックスに様々な形に穴が開いていてそこに積み木を入れるようなパズル遊び。

 

最初は自分で入れることが出来なくても、形をよく見て試行錯誤していく事が頭の発達にいいというのです。

 

そういう遊びをしている時に周りで「できたね!」「難しいね~どうしたらできるかな~」と言いながら娘も出来る・出来ないという感覚を養うのかも。

 

そしてできた時の喜びを感じる事、そして出来る為にどうしたらいいか考える事がとても脳の発達にはいいそうなのです。

 

我が家でもボール遊びや積み木を使った遊びは日常的に行っていました。ただ娘はまだ1歳だからボールも自由に色んなところに投げさせて、積み木も自由に積んだり破壊させていたんですよね。

 

先生から話を聞いた後に「できたね」と言う声掛けと共に、ボール遊びや物を箱に入れるだけの単発の遊びを一緒にやってみました。すると新しい「できたー!」という発語と共に喜びを爆発させる娘。

 

ボックスのパズル積み木が我が家にもあるのですが、まだ積み木を型にはめるという事は難しい様子。もう少し粘って日々の遊びとして取り入れて一緒にやってみようと思います。

 

昨日は机のねじをドライバーで絞める主人の真似をして、ねじにドライバーをはめる動作を娘がしていました。そしてドライバーがはまると「できたー!」と喜んでいます。

 

なんとも可愛い、そしてその後も何度もはめようとチャレンジしていた娘の姿に成長を覚えました。

 

最後に

 

1歳半検診では子どもの発達度合を確認する事が各地域で行われているようです。

私の住む地域でも、発語や意味の理解の確認、そして積み木をしました。

その後気になる場合は、臨床心理士の先生などから今後の子どもへの接し方についてアドバイスがもらえるようです。

 

その先生への相談の機会を頂けたことで、今後の娘への接し方がとても具体的にイメージ出来て私にとっては1歳半検診がとても有意義な機会となりました。

 

もし同じように子どもの発達の事、その他育児の中で悩んでいることがあれば、そこで具体的に相談してみてもパパママの気持ちが楽になるかもしれないです。

 

遊びながら実況中継のように言葉がけをしてあげる事が大切というアドバイスが一番響いています!

 

その他頂いた沢山のアドバイスも今後、日常の育児の中で取り入れて娘にとっても私自身にとっても楽しい時間を過ごせるよう励んでいきたいです。