娘のおならが臭い!原因と対処法/1歳児の食事を見つめ直した日
つい先日の事、もうすぐで1歳半になる娘のおならが主人のおならとおんなじ匂いがしたんです。もうびっくり!
まさか娘のお尻からそんな匂いがするなんて思わないから……。
毎日快便の娘はぷっぷぷっぷ、よくおならをしているのですが、
いつもは無臭だったのでとっても臭いおならを目の当たりにして母ちゃん心配で耐えられなかったよ、というお話です。
今回はおならが臭い原因とおならを無臭にする対処法をまとめました。
もしお子さんのおならが大人のような匂いに変わってしまった日には気にかけてあげてくださいね。
とはいえ、1歳で臭くなるなんて早過ぎるー!
娘のおならが臭い原因は?
新生児の赤ちゃんはおならは無臭なんです。
それは元々腸の中に持っている善玉菌が多いから。
我が家の娘のおならもいつもは無臭だったんですよ。きっと善玉菌が良い働きをしてくれていたからなんだ!
なのにあんな匂いを放つとは…。
何としても娘のおならを無臭に戻すぞ!
と匂いの原因を調査しました。
娘のおならが臭かった原因は○○
臭いおならの原因は食事だったんです!
そりゃあそうですよね…。
肉や卵など動物性たんぱく質を多く含む食品を過剰に摂取すると、これを栄養源としている悪玉菌が増えて臭いおならを作り出します。
肉や卵の摂りすぎで腸の中の悪玉菌が増えてしまったから、という事でした。
小腸で消化しきれない動物性たんぱく質を悪玉菌が餌にして増殖するという仕組み。
なんとも恐ろしいですね…。
そして悪玉菌は名前の通り「結構な悪さをする奴」で、おならの臭さに正体を現しているだけかと思いきやそれだけではなかったんです。
悪玉菌が増えてしまうと悪玉菌から発生した有害物質が体内に腸から取り込まれます。
そして後々ガンなどの生活習慣病を引き起こす可能性があるとの事!
「ガン」になるリスクがあるなんて知ったら放置しておくわけにはいきませんよね。
娘の腸の中の悪玉菌を一刻も早くやっつけなければなりません。
娘のおならを無臭にする対処法は?
娘のおならを無臭に戻すべく走り出しました。
そこで有害物質を発生させている悪玉菌を減らすことが出来れば、自然とおならも無臭になるわけですよね。
悪玉菌を減らすには?
悪玉菌は「動物性たんぱく質の過剰摂取」が原因で増えていたことが分かりました。
悪玉菌を減らすには適切な量のたんぱく質の摂取を心がける必要がありますね。
その他に「ストレスが溜まる」ことで悪玉菌が増えてしまう事も。
1歳の娘の場合、ストレスが溜まっているようにはパッと見見えないのですが、ストレスを極力溜めないように生活させてあげたいですね。
娘が飽きないように遊びの相手をしてあげたり、外に連れて行って思いっきり遊ばせてあげる事を誓います。
そして悪玉菌を減らすだけでは足りません!
善玉菌を増やすには?
善玉菌という腸に良い作用をもたらしてくれる菌も腸の中で増やさなければ、おならは臭いままなんです。
それは善玉菌は悪玉菌が長い間、腸内に居座る事を防いだり、有害な物質を体の外に排出する役目を担っているから。
新生児の赤ちゃんはもともと腸の中に善玉菌が多く持っていますが、その善玉菌は年齢とともに減少してしまうものなんですよね。
TVCMでもよく耳にするのでご存知の方も多いかもしれませんが、善玉菌を増やすには発酵食品や食物繊維を摂ると効果があります。
発酵食品はヨーグルトや納豆が有名で、小さいお子さんでも食べやすいので手軽に食事に取り入れられますよね。
食物繊維は色んな野菜や豆類に含まれている事は知っていました。
ただどんなものに多く含まれているのか分かっていなかったんです。
それが詳細に分かるのがこちら!
同じ量を食べるなら、キノコ類の中でもキクラゲや干し椎茸、豆類では豆腐より断然きなこの方が食物繊維を多く摂る事ができます。
海藻類のひじきやワカメも、野菜と比較すると含まれる食物繊維の量が多いので、料理に取り入れることで効率的に食物繊維を摂取できそうです。
娘にも野菜や豆類を万遍なく食べさせていたのですが、食物繊維量を見てみると効率よく摂取できる工夫が必要だなと実感しました。
おならを無臭にすると他にも良い事が!
悪玉菌を減らして善玉菌を増やすという事。
おならが無臭になるだけでなく以下の効果がある事が分かりました!
①免疫力が高まり風邪をひきにくくなる
②便秘が改善される
③太りにくくなる
①については当初、腸と風邪の関係が全く結びつきませんでした。
しかし善玉菌は体内に入った病原菌を腸から吸収するのを防いでくれる効果があるんですよね。結果、免疫力が高まるという事が理解できます。
小さな子どもって大人に比べると免疫力が弱く風邪もひきやすいですよね。
でも腸内環境を改善し免疫力が高まって健康に過ごせることは親にとっても嬉しい事です。
1歳児の食事を見つめ直しました
まだ1歳の娘、食事のメニューは薄味にしたり、栄養が摂れるように野菜、豆類、肉、卵など万遍なく食べれるように気を遣っていたつもりでした。
そして「たんぱく質」が成長期の娘の体を作る大事な栄養素という認識があったんです。
が、娘のおならが臭い以上、娘の健康を守るため、
「たんぱく質の適切な摂取量」を理解した上で「メニューの内容」や「食べさせ方」を今一度具体的に見つめ直します!
1歳児は「たんぱく質」をどのくらい摂るべき?
おならが臭い理由が「動物性たんぱく質の過剰摂取」であったため、多く摂り過ぎてしまっていたのならたんぱく質の適正量を理解する必要がありますね!
見てみましょう。
厚生労働省の摂取基準によると「1日のたんぱく質の摂取目安量」は以下の通り。
・1歳~2歳の必要量が15g、推奨量は20g
・3歳~5歳の必要量が20g、推奨量は25g
ふむふむ、なるほど。「たんぱく質20g」…とはいえピンときません。
次にそれぞれの食材にどのくらいたんぱく質が含まれているか見てみます!
<動物性たんぱく質>
・鶏むね肉 100g (1/2枚) 当たり約22g
・卵 1個 当たり約6g
・牛乳 200ml 当たり約7g
・しらす 25g (約1食分) 当たり約6g
< 植物性たんぱく質>
・パスタ 1人前 100g 当たり13g
・納豆 1パック 50g 当たり約8g
・絹ごし豆腐 1パック 150g 当たり約7g
その他、野菜にもそれぞれたんぱく質は含まれます。
娘のおならが臭かった当日の食事を振り返ったところ、
上記の含まれる量と比較してみたら…明らかにたんぱく質摂取量、オーバーしてる!
やっぱりおならが臭いのはこのせいだったんだ…と反省しました。
野菜も煮た料理はよく食べますが、上記のようなたんぱく質を多く含む食品が最近は大好きなんです。
しらすや鶏むねのひき肉、卵、豆腐はお皿に出した分だけ全部食べてしまいます。
美味しそうに食べるので欲しがるだけあげてしまっていました。
それではいけませんね。
メニュー内容と食べさせ方を改善します
以下の通り、娘の食事を母が管理することを誓います!
<メニュー内容>
タンパク質の摂取のために動物性たんぱく質に分類される卵や鶏肉、しらすの量を今よりも控えめにします。
そして食物繊維も多く含まれる豆腐や納豆、
きなこなどの豆類を多くメニューに取り入れていきます!
また海藻やキノコを使った料理や
野菜に含まれる食物繊維の量を考えたおかずを作ります。
<食べさせ方>
娘にも最近は味の好みが出てきたので
卵や肉の入ったおかずを先に食べ野菜を残してしまう事があります。
それを防ぐため野菜がたくさん入ったおかずから食べさせたり、
好きなものだけ多く食べる事のないように気を付けて観察します!
最後に
娘のおならが臭い原因は、
動物性たんぱく質の過剰摂取で悪玉菌が増えてしまった事でした。
対処法は腸内環境を良くする(悪玉菌を減らす)ために、
食事内容を見つめ直したんぱく質と食物繊維を適切な量摂る事です。
まだ1歳の娘の食事、毎日栄養が摂れるように気を遣い作っていたつもりでした。しかし栄養素の含有量や摂取量まで掘り下げて料理を作る事はしていませんでした。
世の中には面倒くさがらず、きちんと子どもの食事を栄養素を考えて作っているパパママさんもたくさんいるのかもしれません。
今回娘のおならが臭かったおかげで、おならが臭い事の危険性と娘の食事について見つめ直すことが出来ました。
家族が健康で暮らせるように、栄養をきっちり摂れる食事を楽しみながら作っていきたいと思います。
おならは体調を知らせてくれるサインなんです。ぜひお子さんのおならが匂わないか確認してみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
本日もおてんば娘の育児に奮闘中です。
引き続きよろしくお願いいたします^^